土曜の午後、大磯へ向かう。大磯に前日インして夕マヅメの状況を探ると共に海の状態を把握しておきたかったのだ。前情報によると近場のピンギスが好調とのこと。
湘南新宿ラインは混んでもいなかったが空いてもいなかった。
大磯に着く前に修瑛に電話をかけた。ヘラブナ大会の結果を知りたかったためだ。修瑛が5位、奏さんが4位とそれぞれ入賞。かなりハイレベルな戦いとなったそうだ。
大磯到着。「すずき釣具店」でジャリメを500円だけ購入。とりあえずの夕方小手調べのためだった。大磯港からロングビーチ方面へすこし歩いた辺りに釣り座を構えた。すぐ暗くなってしまうと思われたのであまり移動せず一つの地点で魚を拾うことにした。また名古屋天秤も試してみたかった。
5色の地点に着水。サーフリーダーとスーパーエアロの組み合わせは非常に使用感がいい。4メートル25センチというレングスも、特に苦にはならない。
強いて言うならばPEラインを使用しさらにBX(33号負荷)の竿を使っているので、魚を弾いてしまうのではないか心配だった。まず、天秤と仕掛けの間にクッションゴムを入れずに仕掛けを投入。
食いが渋いときはこんなシステムでは厳しいが1投目からアタリ!! だが、アタリ自体が小さくさらに2色より手前だったのでピンギスだろうと思われた。
案の定、10センチにも満たないようなピンギスだった。
明日の大会は今までの大会と異なりキーパーが無いかわりに重量勝負である。このサイズをいくら釣っても重量は稼げない。
戦い方を考えないといけないなと思ったが、遠投で中型を狙ってもどれほど中型がいるか疑問だった。
夕方の四時半から六時までに10匹程釣ったがサイズ的にはピンギスばかり、かろうじて中型と呼べるサイズは一匹だけだった。
その後、ロングビーチ近くのサンクスでアイスを食べながらこれを書いている。(私昨日22歳になりました。まだこんなことやってます。)
修瑛とチョリソーがくるまでのおよそ六時間、私は「デニーズ」で時間を潰す予定なのだが、果たして追い出されることなく修瑛たちの到着を待つことが出来るのだろうか…。念のため東野圭吾とトマス・ハリスの小説を持ってきているが、どうなることやら。
〜六時間経過〜
深夜のデニーズは大声で話す人間もおらず、思いのほか過ごしやすかった。そしてどういう訳か客はおばさんばかりだった。一応チキンジャンバラヤとフリードリンクを頼んだのだが、チキンジャンバラヤは恐ろしく量が少なく、
「この量で合計1060円ならしばらく居座ってもいいはずだ。何故なら店側もそうしたことを予想した上での値段設定であるはずだからだ」
と、自分勝手な論理展開に基づく自分勝手な解釈をし、東野圭吾の『手紙』とトマス・ハリスの『羊たちの沈黙』などを読みながら修瑛たちの到着を待った。
やがてヘラ大会後の仮眠からよみがえってきた修瑛とチョリソーを乗せた車が大磯に近づき、合流し、平塚の「かめや」へ。ここは品揃えが非常によくつい長居をしてしまう。あまり売っていないデルナー天秤の33号が売っていて買うか迷ったがやめた。
駐車場でしばし仮眠し、集合場所となる海岸近くの駐車場へ。すでに湘南キャスターの方々が集結しており、タックルをセットしていたが、まあ、すごいすごい。かなりの確立でシマノの最高級投げ竿「キススペシャル」やダイワの「トーナメントサーフ」を見かける。
もう、キスの投げ釣りしかやらない感じの人々が集まっているようだった。大会参加者は総勢100名以上。
ここで私と修瑛、チョリソーで構成される投げ釣りチーム「初級の上」(←謎)が結成された。受付を済ませ、いざ砂浜へ。果たして。
〜近場でのピンギスが釣れ盛る〜
大会本部から遠くない場所にある程度のスペースを発見したので、そこに我々三人は入った。一人一人の距離感としてはかなり狭かったが、知り合いなら大丈夫。
そしてまっすぐ沖に投入しさえすれば絶対に絡むことはないのだ。
私は10本針の仕掛けを投入。修瑛、チョリソーも7,8本針の仕掛けを使用。
扱いづらいし、手返しも良くないが最初は多めの針でキスを狙い打とうと考えていた。一投目から三人ともピンギスを釣った。
2連、3連と釣れることもあり、まあまあのペースで釣っているかに思われたが、だんだんとペースが鈍ってくる。そこで私は遠投に方針転換をし、5色以上ギリギリ6色くらいの地点に投入し、ゆっくりサビいてアタリを探る。
だが、沖合いも魚が小さいのかアタリがよくわからない。
一度大きめのアタリがあったのだが、ハリが小さかったためかすっぽ抜けてしまったようだった。この点も考えなければならない。
アスリートキスの4号を主に使用していたが、大き目のサイズを狙うのであればこんな極小ハリを使う必要は無い。むしろ、6,7号程度の大きめのハリを使って確実に釣るべきだと思った。
それでも丁寧に近場を探って何とか地味に重量を稼いでいったがどうしてもピンギスなので重量勝負の大会では弱い。
やはり良型が欲しいところだったが、出ない。単発的なピンギスのアタリを拾うだけで時間が過ぎていった。
3人の中ではチョリソーがより多く拾っていたが、あまり差は出なかった。
打つ手が見つからないまま、競技終了。検量の場では驚くべき光景が我々を待っていた。
〜検量〜
釣れたキスをビニール袋に入れて検量へ。検量の列の中にやたら大きな袋を持っている人がいた。
しかもたくさんいた。
ちょっと見でも50匹くらいは入ってそうだ。想像を絶する世界だった。
結果発表の際、発表された優勝者の方の釣果は2キロオーバー…
思わず、「メジナかよ…」とこぼしてしまった。
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