関東支部投げ釣り大会@内房勝山周辺

 小型主体となるが必ず釣れて毎年楽しい大会になる秋の投げ釣り大会。 今回は前回優勝を掻っ攫っていったウエーダー男・奏さん@成城の連覇を阻止するべく私と修瑛はかなりの気合いを入れてのぞむ、予定だったのだが、 ・・・まさかの事態によって私(田沢)が立教からの唯一の参加者となってしまう。
 成城大学からは前回優勝の奏さんと毎回好成績を残すマジンさん、中央大学から前回準優勝のsatoさん、 国士舘からは8色以上ぶっ飛ばすトンデモない男が参戦、 東京海洋もその大学の性格上非常に恐ろしい隠し玉を持っている可能性が。 果たして私は「投げ釣り王国立教」の沽券を保つことが出来たのだろうか。

参戦メンバー:田沢

2008/10/19

釣果:

田沢=1080グラム優勝(悲願の初優勝)

砂浜が広くて存分に釣りまくれそうな岩井海岸。私が最も好きなタイプの海岸だ。 朝5時40分、投げ釣り大会委員長のジャーマンの号令で競技開始となり、それぞれ車に乗ってまたは徒歩であらかじめ決めておいたポイントへ出発した参加者たち。

 私は奏さんの成城カーに便乗し、岩井海岸へ向かった。

 砂浜が広く一日探り歩くには申し分ない規模。そして左サイドに堤防&大きな流れ込み、右サイドにはテトラがあり「変化」という点でも申し分ない。

 さらに前もってプラにいった修瑛や奏さんの話によると勝山海岸よりもコンスタントに釣れる=”勝山海岸で釣るであろう海洋大を引き離すチャンス!!”ということでほとんど迷わず岩井海岸で釣ることに決定。




 最初は成城の奏さん、マジンさん、たかま、などとともに海岸左サイドの石畳堤防で様子を見る。

 近場中心に探ると毎回2連or3連くらいでかかってくる。

 ここで釣りをするのも悪くはなかったが石畳の間にキスを落としてしまう可能性があること、そして今回上針まで180cm程度の長めの仕掛けを使用していたこともあってキャストに若干窮屈さを感じてしまうことなどから砂浜へ移動を決意。

 ここからは孤独な戦いである。とにかく自分を信じて投げ竿を振り続けるしかない。


長い仕掛けのメリット&デメリット

メリット:天秤からエサの付いた針が遠い分より自然に海中を漂わせることができる。PEラインを使用していてもアタリをはじかない。

デメリット:仕掛けが長い分、当然絡みやすい。キャストの際もコントロールが難しい。飛距離も伸び悩む。


 成城陣に別れを告げ、最初に入ったのは堤防から近いポイント。ここから徐々に海岸右サイドへ探り歩いていこうというつもりだった。

 早朝使用していたタックルはプロセクションスーパーライトSS−U30−400。30号の投げ竿だが割とやわらかく、食いが立っている早朝の近場狙い用に持ってきていた。

 最初の一投目は連掛けを出来るのだが、だんだんスレてくる。私は流れ込みのポイントが好きで必ず狙うことにしているのだが、ずっと釣れ続く流れ込みがなかなか見つからない。

 探り歩いてまあまあ釣れ続くポイントを見つけたのだが、そのポイントで地引網をやることになっているようでどかされた

・・・(2008年10月19日”地引網オヤジ”の誕生である)・・・

砂浜が広くて存分に釣りまくれそうな岩井海岸。私が最も好きなタイプの海岸だ。  そして移動した先に流れ込み発見。しかも波の立ち方や海面の感じからしてちょっと深めなのではないかという気がしたのでここでサーフリーダーFV425BX−Tをセットする。

 最初はデルナーテンビン25号で近場を探る。まあまあ釣れるが、陽が高くなってきたこともあり、遠投勝負に出る。

 すると5〜6色のポイントでかすかなアタリが連発し、上げてみると8本針に6,7連くらいで掛かってきた。しかも一回限りではない、毎回だ。

 私は6色付近にキャストし5色を探り4色で回収→毎回6,7連を頻発するという夢のような釣りに突入した。流れ込み&地形の変化に加えて地引網に何らかの異変を感じたキスの群れがこっちに流れてきたのかもしれないなんてことも考えてみた。

 ただしサイズはピンギスサイズばかりで重量を稼ぐのは難しいとも考えた。

 キャスト時の微妙なブレや追い食いを狙って仕掛けを止めすぎたせいか、3セット用意してきた8本針仕掛けはやがてすべて絡んでダメになってしまった。手返し重視で4本針か6本針に逃げることを考えていたその時、仕掛けケースの中に忘れ去られていた10本針仕掛けの存在を思い出した。

 10本針はどうせ使いこなせないと思って作ったはいいが使わずにお守りのように仕掛けケースの中にずっと入っていたのだ。8本針仕掛けには8本すべてにキスがかかってくることもあった位だった。

 私は10本針の仕掛けをよく伸ばして天秤にセットした。

 フルキャストして天秤着底後、仕掛け絡みを避けるため即座に5メートルほど天秤を問答無用に引きずる。そしてその地点からサビく。型が小さいのでほとんどアタリは取れないのだが、それでも確かにキスが数匹かかっているのがわかった。

 1,2色を探って回収すると波打ち際からキスが連なって上がってきた。

 その数、10本針に9匹。

(これはいける)

 そう確信した私は毎回投入前に仕掛けを良く伸ばし、キャストを繰り返した。ほぼ毎回7,8連、多いときは9連(さすがに10連はなかった)少ないときでも必ず3連で来た。

 が、ここで大誤算に気づく。

 エサがなくなってきたのだ。

 未明に君津の第一フィッシングで買ったジャリメは活きがよく太くて良いエサといえる代物だったが、1400円分買ったにも関わらずなくなってしまった。10本針を使えば当然エサの消耗も激しくなることを計算に入れていなかった。

 何せ今まで投げ釣りでエサが足りなくなるような釣りをしたことがなかったのだから。

 成城組の周辺でフラフラ(?)していると思われるくららに連絡を取り、エサを買ってきてもらえないか頼むと、成城のほうで余っているエサを持っていくとのこと。

 敵陣に塩を贈るとはこのことだ。

   もらったエサを使って存分に釣りまくっていたのだが、それでも12時丁度、競技時間残り約1時間を残してエサが底をついた。仕方なく爆釣ポイントを後にし、チョリソーたちのいるポイントまで退却した。

 そこでチョリソーにも若干エサをもらってもう1投。

 6連。

 ここで釣り終了。後は結果を待つのみだ。

 12時45分くらいまで釣りをしていた成城組とともに検量場所となる勝山海岸へ成城カーで猛ダッシュ。途中落ち葉マークのノロノロ運転の車に「とおせんぼ」されるなど、まさかの検量遅れかと思われたが、12時59分頃、ギリギリで帰着。

 車から検量所までも猛ダッシュだったw

周囲の人の結果を見ると中には良いサイズを釣っている人も居て不安だった。特に成城のマジンさんは良型を多く含みつつ匹数もかなりそろえていた。また、良いサイズばかり揃えている人も海洋大、国士舘大を中心に数名いた。

 私は匹数では間違いなくトップだが、サイズはかなり小さめ、最大でも17cmくらいだった。

優勝賞品:サーフリーダEV425DX−T そしてもらった三脚 しかし、今回のルールは泣いても笑っても誰がなんと言おうと「キーパー無し&釣ったシロギスの総重量」を競うのである。

 検量してみると1080グラムで自分の検量時点で1位だった。その後、成城マジンさん&奏さんの釣果におびやかされたが何とか逃げ切り、優勝。

 2位のマジンさんとは100グラムも差がなかった。

 オレにエサをくれなければ勝てたのにエサをくれた成城のみんなの武士の情けに感謝である。


優勝=私、準優勝=マジンさん(成城)、3位奏さん(成城)、と、1,2、3位を成城カー組が占めた。


優勝トロフィー がまかつ提供 優勝賞品としてトロフィーとサーフリーダーEV425DX−Tをいただきました。これでより細かい釣りができるようになると思います。ありがとうございました。

 じゃんけん大会では山本天秤をはじめ豪華協賛品をゲット、本当に楽しい大会でした。


 大会後はばんやで入浴&遅めの昼食。

 私はかき揚げ丼+カンパチの刺身という変則メニューで一食で2000円食ってしまった。

かき揚げ丼とカンパチの刺身

 釣ったおよそ150匹(!!)のキスは大き目のものを刺身に、後はから揚げ。

 二日目以降は「南蛮酢」を作って南蛮漬けに。これが非常に美味しくてまた釣りに行きたくなってしまったくらいだ。油で揚げてあるにもかかわらずさっぱりと楽しめた。南蛮漬けにはハマりそうだ。


まとめ:不慮の事故により不参加となった修瑛がいない状況下で自分ながら良くやったと思う。

私は実はポイントはそれほど変えていない。むしろ後半はずっと同じ流れ込み周辺を探っていた。 釣れる、と思ったポイントでじっくりと拾った釣りだった。

今回は何とかピンギスを釣りまくって重量を稼いだが、本来はこれではいけない。 エサの消耗も激しくて効率が悪いし、何より環境に良くない。 今後の課題としては良型のキスをいかに効率よく釣るか、そして遠投。 遠投に関してはタックルの問題もあるだろうが、とりあえずはPEラインの号数を現在の1.0号から0.8号くらいまで落としてみようと思う。

最近よく思うのだが、釣りは個人プレイのようで実はそうではない。 今回も競技中に修瑛に電話をかけてアドバイスをもらったり、競技前に他大学の人と情報を交換し合ったり腹の中を探り合ったり(笑)、 一人で来ていたら絶対に150匹も釣れなかった。 投げ釣り大会参加者の方々全員に感謝である。 特に今回は順調に釣りながらエサがなくなるという事態に快くエサを分けてくれた成城大学釣部の皆さんに感謝したい。


 
TEXT 田沢
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