投げ釣り大会in三浦

6月21日 投げ釣り大会 参加者…修瑛先輩、康太先輩、プロさん、川村くん、夏子ちゃん、輝美ちゃん、川口くん

学釣連の投げ釣り大会に参加することになった。3年だというのに私はこれが初めての大会参加である。よって大会の事が全く分かってないのに参加してしまって心配であった。
しかもせっかくリールまで買ったくせに結局ほとんど投げ釣りに行ってないので、投げ釣りの事も全く分かっていない。こんなんで大丈夫なのか?と思いつつの参加であった。

前日、ずっと放置していたリールと受け取ったロッドを持って出発。久しぶりに見て、改めて投げ釣りのタックルはかっこいいのう♪と思いテンションが上がる。
菊名駅にて修瑛先輩、康太先輩、川口くんと合流。途中で成城の奏さんも拾うとのことだったが、なんだかこの車、私以外すごいメンバーだなぁと思う。ゴールデンメンバーじゃん?川口くんなんて、仕事帰りの参加だというから驚いた。
修瑛先輩の話とか聞いてても思うけど、このサークルの方々釣り好きが常識の範囲を超えてますよね…。しかしこのメンバー、釣りは言うまでもなくすごいが、会話の内容もレベルが高い(笑)。凄まじく高度で濃密なトークが繰り広げられ非常に面白かった。川口くんも可愛い顔して意外と辛辣しかし極めて的確な表現をするのでうけた。

さて三浦に向かう前に、先日私も行ったライトルアーで釣った〆サバを御馳走になりに修瑛先輩のお宅にお邪魔した。私も家で作ったのだが上手くさばけず一緒に食べた人に散々蔑まれた挙げ句に「修瑛のうちならまともなのが食べれるだろうね。いいなー」などと言われ、本気で燃やしてやろうかと思った。だが、修瑛先輩のお母さんの手料理のおいしさの噂はかねがね聞いていたので内心とても期待していた。そして実際予想を上回る美味しい御馳走をたらふくいただいた。
とても幸せな気分で修瑛先輩のお家を後にし、再び危険度も質も高い会話を楽しみながら奏さんと合流。久しぶりにお会いした奏さんはお元気そうでなりよりだった。その後餌を買いに寄り、佐藤さんカーのメンバーに会い、輝美ちゃんの深夜にも関わらずのハイテンションに驚く。佐藤さんは何だか引き締まっていて更に素敵になっていた。そしてやっと三浦に到着し、ファミレスにて朝まで待機。1年生が皆眠そうで心配だったが、皆で話せて楽しかった。私の中で完全にイメージが固まってしまった成城・たかまくんの弁明を聞き流したり、プロさんの相変わらずの変態具合に引いたりしながら夜が明けて行った。

ところで、今回の大会は前日になって天気予報が雨となっていた。ファミレスに着いた時点で既に雨が降っており、これはやばいのでは…と気分が萎えた。しかも私は菊名に着いてから明日が雨だと知ったので雨対策を一切していない。そして朝4時過ぎ頃?そろそろ出発するかとファミレスを出るとやはり結構な雨と風が…今日はきつい一日になると覚悟する。車を止め、「これは中止じゃねぇ?」などという声も聞こえる中準備をする。雨具を一切持っていない私はとりあえず靴下を脱ぎ、ジーパンとスニーカーについては潔く諦める事にする。釣りに対する情熱もシロート並みの私は、正直今からでも帰りたいと内心思っていた。
しかし大会は一応決行するとの事。早めに切り上げるかもとの話にガチメンバーはショックを受けていた。

そして大会が開始されると皆一斉に走り出す。全く何も分からない私は困惑しながらもプロさんに頼ることにする。が、プロさん自身も大会に出るので、くららさんが親切にいろいろと教えてくれた。風と雨で寒く、ずっと寒い寒い言いながら作業をする。
しかし、確かに嫌な状況だが寒さはそこまでではない。秋冬の釣りに比べれば我慢出来る程度だ。それよりも私は自分の釣りの不慣れさと下手さにめちゃくちゃいらついて仕方がない。風のせいで作業がしにくいというのもあるし、まぁ本当シロートの私が何の準備もせずにのんきに参加してしまったのだから、至極当然・完全に自業自得なのだが、久しぶりに凄まじくいらついた。
くららさんが非常に丁寧に面倒を見てくれているというのに、非常に不機嫌な私。最低な後輩ですよ…。くららさんには本当に申し訳ありませんでした。。そしてありがとうございました。助かりました。キャストが全然うまく出来ずまったく真っ直ぐ飛ばす事が出来ないという状況だったが、とりあえずやり方は分かったので一人でやってみることにする。
まぁそもそも私はまともに大会参加出来るレベルではないのだ。今日は半分キャスト練習というつもりでマイペースにやることにする。周りの上手な人たちの釣りを観察しつつ投げ続ける。

隣では1年生の川村くんが私なんかよりもよっぽど手慣れた感じで釣りをしていた。途中プロさんが私のキャストを見てアドバイスをくれる。私はやっぱりラインを離すタイミングが悪いらしい。その後言われた事を意識しながら続ける。しばらくすると雨がやみ、車で待機していた輝美ちゃんと夏子ちゃんが出てきて癒される。
そんなこんなで続けているとなんかかかって戻ってきた。どうせ海藻だと思って見ると、魚であった。しかもちゃんとキス!まさか今日私に海藻以外のものが釣れると思っていなかったので驚いた。超テンションが上がる。が、私は釣った魚をどうすればいいかが分からない。相変わらずの自分のダメダメさにうんざりしながら移動してしまったプロさんを探しに行く。

テンションが異様に上がっていたので走る事は気にならなかったのだがいつまで経ってもプロさんが見つからない。結局すっごく遠くにいた。その後結局そのすっごく遠い場所に移動し、いそめちゃんの箱をひっくり返して一面に散らばってうねうね動いているいそめちゃんを拾い集めたりしたせいですごく時間を無駄にしてしまった。そもそも私はいそめちゃんを取り付けるのにやたら時間を取られていた。
別に気持ち悪くはないのだが、噛まれるのが嫌でめっちゃびびりながら恐る恐るやっていたのだ。しかしなぜか俄然やる気が出てきた私は、こんな釣り以外のことに時間を取られている自分に腹が立ち、もうそんなん構ってる場合じゃない釣りがしたいと思いもう気にせずにつかむ事にした。

さっき走ったせいか暑くなったので修瑛先輩に借りたレインウェアを脱ぎ、半袖Tシャツとジーパンというチャラい?格好でとにかく投げていた。そんな私の格好にひきながらプロさんが再び私のキャストを見てくれ、さっきより真っ直ぐ飛んでるよとの嬉しい言葉を頂く。
しかし私はすごく早く巻いてたらしくもっとゆっくり巻くようにする。本当完全初心者だなぁ私。周りの人を見ると結構皆波打ち際でやっていたので、どうせスニーカーは既に汚れてしまっていたのでいいやと思い、軽く波の中に入って投げる事にした。その姿を見たプロさんが「女捨てちゃだめだよ!!」とずっとよく分からない事を叫んでいたが、いや今それどころじゃねーし、これで少しでも遠くまで飛ばせりゃいいよと思い無視して続ける。
途中何かまたかかったと思ったら、あらクサフグさんじゃない?。私的にはキスよりクサフグさんが釣れた事の方が嬉しかった。可愛い姿に癒された。
しかし結局その後は全く釣れず終了。あーもっと釣りしたかったなーと思いつつ計量に向かう。私は32g。しょぼい…。周りの人たち、特に修瑛先輩がすごくたくさん釣ったのを見て、改めてすごい人は本当にすごいんだなー、人によってこんなに差がつくのかと感心する。そして結果発表。



チームでは立教は3位、個人では川口くんが3位、そして修瑛先輩は優勝。本当先輩たちはすごいな。
しかしそりゃああれだけ釣りが好きだったら当然の結果だと納得。そして私はなぜかレディース賞を頂いた。私でいいのか?まさか頂けるとは思っていなかったので困惑。しかもロッドを頂けると知り驚く。ピンクでカッコかわいい♪これにmyリールを付けたらそれはかっこいいだろうなーとうっとり。まぁ見た目的には今日のタックルの色違いなんだろうが、かっこいいものを貰って本当に嬉しかった。

もう私はこの夏は投げ釣りに生きる事に決めました。道具に見合う人間になろうと思います。せっかくいい道具持ってても使う人間がこれじゃあ道具に申し訳ないので。てゆっか投げ釣りはやっぱり面白いなーと改めて思ったし。今回の大会では修瑛先輩やくららさんやプロさんを始めいろんな方にお世話になりました。ありがとうございました。そして一応先輩なのに1年生に何も気を使えずすみませんでした…まずは人として成長したいと思います。皆様お疲れ様でした。そしておめでとうございます♪




テキスト……鈴木


まとめ: 今回の結果は昨年の6月大会で惨敗している分非常にうれしかったです。
今日の大会を通じて難しいなーと思ったことが少し。それは、ポイントの選択。シロギス釣りは足で探ることが鉄則ですが、今日のようなタフコンディションだと、移動したからといって釣れるとは限りません。下手に移動するより、少し良いポイントで粘った方が、かえってよい釣果を得られることがあるのではないでしょうか?
今回、私は最後の1時間30分移動を抑え、優良ポイントをできるだけじっくりと探ることを心がけました。結果としてこれがたまたま当たった結果となりましたが、新たなる群れを求めて移動するか、それともぽつぽつ釣れ続けるポイントでじっくり粘るか。これは非常に難しいところであると思うし、ある種ギャンブルチックでもあります。経験値のある人ほど、いろいろな要素からここで適切な判断を下し、良い結果を手繰り寄せることができるのではないでしょうか?フィールドに出るって大切なことですね。
今回の6月の投げ大会は最高のスタートを切ることができたので、今後に続く大会にも全力を出し切りたいと思います。

本日参加した皆様、大変お疲れ様でした。そして、1年生のサポートをしてくれたプロさん・KOTA・くららありがとう。みんながサポートしてくれたお陰でオレは自分の釣りに集中することができました。感謝感謝です(人´∀`)


テキスト……藤田


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